2010-04-27 第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
中でも、この宣言の中で銀行機密の時代は終わったというふうに述べていることは、グローバル化の下での金融緩和政策が深刻な反省が求められているということを私は感じております。 まず、大臣に基本認識を伺いたいんですが、こういうG20で首脳宣言が行われたということに対する基本的な認識はいかがでしょうか。
中でも、この宣言の中で銀行機密の時代は終わったというふうに述べていることは、グローバル化の下での金融緩和政策が深刻な反省が求められているということを私は感じております。 まず、大臣に基本認識を伺いたいんですが、こういうG20で首脳宣言が行われたということに対する基本的な認識はいかがでしょうか。
今御指摘の、昨年四月二日のG20の首脳宣言の要約でありますけれども、タックスヘイブンを含む非協力的な国・地域に対する措置を実施する、我々は財政及び金融システムを保護するために制裁を行う用意がある、銀行機密の時代は終わった、我々は税に関する情報交換の国際基準に反しているとグローバルフォーラムによって評価された国のリストを本日、昨年の四月二日にOECDが発表したことに留意する、これが首脳宣言の要約の中での
とりわけ、タックスヘイブンに対する規制強化は、二〇〇九年、昨年の四月に開催されましたG20首脳会談によって、タックスヘイブンを含む非協力的な国・地域に対する措置を実施し、制裁を行う用意もあり、銀行機密の時代は終わったと高らかに宣言をされました。
銀行機密の時代は終わった。我々は、税に関する情報交換の国際基準に反しているとグローバル・フォーラムによって評価された国のリストを本日OECDが発表したことに留意する。」
やはり、課税当局者がそういった今まで銀行機密で守られていた国に対して情報交換協定を結ぶことによりまして、そこの情報が日本の課税当局に流れるようになってくる、そういうことが非常に公平な税制につながってくると思います。
もちろん日本と海外の法体系はそれぞれ違うでしょうから一概には言えないだろうと思いますが、例えばフランス、スイスでは、何か実際、日本語訳したらどういうふうに訳するのかよく承知していないですが、銀行機密法なるものがあるようで、子会社から親会社への情報提供そのものを制限しているというようなことがありましたし、イギリスの場合は、今ちょっと審議中の私ども反対している法案について触れられましたけれども、イギリス
なお、ドイツはその点が、歴史的というんでしょうか、銀行機密保護という観点が強いようでして、このため私ども余り参考になるところはなかったというのが正直なところでございます。